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通常、常識人の思考からすると店舗スタッフの確保というものは容易であると判断しがちです。しかし、風俗業界に限っては、これが容易ではないのが現実です。どういうことか?この業種では『女の子集め』でも説明した通り、通常の求人媒体での人材募集ができないのです。従って、限られた求人媒体で、高額の費用をかけてスタッフ確保をしなければならないのです。風俗業界というのは違法ではない業種でも、まだまだイメージが良いと...
通常、常識人の思考からすると店舗スタッフの確保というものは容易であると判断しがちです。
しかし、風俗業界に限っては、これが容易ではないのが現実です。
どういうことか?
この業種では『女の子集め』でも説明した通り、通常の求人媒体での人材募集ができないのです。
従って、限られた求人媒体で、高額の費用をかけてスタッフ確保をしなければならないのです。
風俗業界というのは違法ではない業種でも、まだまだイメージが良いとは言えません。
だから、一般人は率先してこの業種に就こうとは思わないのです。
そういう理由から、求人に応募してくる人間も少ないのです。
まして、有能な人材となると・・・何をか言わんやです。
昨今、景気の回復はともかく、飲食店などの業種を筆頭に介護など人手不足が現象化しています。
高学歴の人間などはこのような職業に就くのはプライドが許さないのでしょうし、そうでない人間も『ブラックだ』とのレッテルを根拠に働こうとしないのが主な理由だと考えます。
テレビなどのメディアでは、よく各国の失業率などが取りざたされます。
アメリカの失業率がどうとか、フランスの失業率がどうとか・・・
でも、実はこの失業率!日本と欧米では内容が違うのです。
欧米ではウェイトレスの職業ですら失いたくなくて、セクハラやパワハラに堪えている女性も少なくないと聞きます。
所謂、選り好みしないうえでの失業率が欧米の現状で、選り好みしたうえでの失業率が日本の現状なのです。
日本では、選り好みさえしなければ求職は案外簡単なのです。
こうなった原因は、日本のバブルと『ゆとり教育』の弊害にあると言っても過言ではないでしょう。
しかし、少子高齢化の進むこの時代、何時までもこのような状況で日本という国が成り立つわけではないでしょう。
健常な若者に職業訓練の義務すら課さず、生活保護を支給するなど正気の沙汰ではありません。
国の債務が1000兆円を超えたこの時代、まともに生き抜くためには自分だけが頼りです。
本当の意味で、国が助けてくれなくなったとき、どのように生きてゆけばいいのでしょうか?
実は難しいスタッフ確保 PART.2に続く